いつまでも出ない母乳に焦り病院に相談しました【新生児いつまで：case3】
Pさん 出産時の年齢：28才 / 赤ちゃんの月齢 2ヶ月
初めて妊娠、出産しました。出産前の母乳のイメージは、赤ちゃんが産まれたと同時に、ドドッと勝手に出て、ゴクゴク飲んでくれるものだと思っていました。
しかし、現実はそう甘くはなく、私の母乳はほとんど出なかったのです。
それに加えて子供は、平均より小さいというのもあってか、おっぱいを吸う力も弱く、くわえるのも下手でした。
「これじゃあ栄養が取れない！赤ちゃんが大変なことになる」と、私はものすごく焦りました。
仕方がないのでミルクを足すのですが、それを見るたび義母が「それじゃおっぱいが干上がってしまうよ」と言われ、母親ととして不甲斐なく感じてしまい、次第に授乳の時間が怖くなっていきました。
困っていたことに対する対処や効果はどうでしたか？
産院に相談し来院しました。
母乳が今どれだけでているのかを調べるために、スケールで飲んだ量を確認してもらい、ミルクを足す量を教えてもらって、くわしくアドバイスをいただきました。
さらに「ミルクでも問題ないよ」という言葉を頂き、「ミルクはダメ」という、ガチガチに凝り固まった私の思考をもみほぐしてくれたように思います。
行き詰ったら信頼できる人、もしくは専門家に相談する事が一番だと思いました。
初めての育児でたった一人で赤ちゃんと向き合う時間が長すぎたせいで、客観的に物事をとらえる事ができなかった私は、これをきっかけに気持ちがすっと楽になり、しばらくは混合でしたが、のちに完全ミルクへ切り替えました。
今では罪悪感もありません。
同じように困っている人へアドバイスやエールをお願いします。
出産する前は色々な想像すると思います。母乳育児は私の理想でした。
しかし現実はうまくいかない。そんな時は物事をシンプルに考えるようにしたら良いと思います。
「どうして母乳じゃないとだめなの？」「それは誰のため？」「誰かに何か言われて何が困るの？」など自問自答すれば答えは出ます。
しかし出産後は不眠不休の育児や、ホルモンバランスのせいで、正しい思考や選択ができない可能性が大きいです。
ですので旦那さんや友達、専門家、誰でもいいので「助けて」といえることが何より大事だと思いました。
