陣痛と格闘中に冬季オリンピックを観ながら爆睡した夫。私は一生忘れません【出産体験記：case10】
ｙさん 出産時の年齢：23才
2人目は年子だったので、なぜか私より余裕がある旦那様（なぜ？笑）
私は「十人十色でお産は違うので、産まれるまでは気を抜くな！」いや、違いますね。お産の痛みを忘れていないので、とても緊張していました。
やはり上の子と違って、2人目はとてものんびりで予定日も過ぎていました。
また陣痛がきても進みが遅く、一度帰されたり、早く産まれる様に陣痛の中、公園に散歩に行き立ち止まりながら、上の子と遊んでました。
上の子の経験を活かして、早めにお風呂を入り、いよいよ本陣痛で病院へ入院しました。
病院に着いてすぐの時は、陣痛と格闘中です。私の優しい優しい旦那様は、上の子同様腰をさすってくれたのですが、冬季オリンピックを観戦しながら、爆睡したのです！私は一生忘れませんよ！本当に。
その間、助産師さんが支えてくれて子宮口は進んでるのに「赤ちゃんまだ浮いてるね?」どんだけのんびりな子なんだろと思いましたが、何を思っても赤ちゃんが浮いたまま「お母さん、もう分娩台に上がって産みましょう！」と、いきみもない中いざ分娩台へ！（このままじゃ産めないと思いましたが）
そして分娩台に上がっても、うにょうにょと体動はありました。そしてタイミングを合わせながらいきんでいたら、いきなり「どん」と何かがハマった瞬間「産まれますよ?」と。
旦那は生まれてくる瞬間をビデオで撮りたかったらしく、最後のいきみから録画しはじめて、無事産まれた瞬間も取れました。
旦那の余裕感にはびっくりしました。無事3900g近くの赤ちゃんが生まれました。
出産後の様子や現在はどうですか？
年子の大きめの赤ちゃんだったので、子宮の戻りも遅く、点滴も長めに、貧血も酷くほとんど産んだ後の記憶はありませんでした。
赤ちゃんも産まれた日はほとんど泣かず、寝てる事が多かったです。
2人目はこんなに大人しいもんなんだねぇと家族で話してましたが、二日目からとても元気よく泣いてました。おそらく赤ちゃんも疲れちゃってたんですかね。
大きく産んだのに今では他の子より小柄な女の子に育ってます。
これから出産する人へアドバイスを送るとしたら？
やっぱり出産は十人十色ですね！2人とも全然違う進み方での出産でした。
すごく気が小さくてビビリな私ですが、2人ともわりと冷静に産むことができました。
周りの友達には、私が産めたなら大丈夫かなと言われるくらい、痛みにも弱かったのですが、母は強しは本当ですね！お母さんより赤ちゃんの方が苦しいのよ！の一言で私は出産を頑張れました。
